26年も生きていることを誇りに思え

駄文を書いては捨て書いては捨て

日記 2020/03/20

12日後に就職するワイ

ワニの人と奇跡的に同姓同名なので、Twitterのリア垢に誤フォローとみられるフォローリクエストが十数件来た。流石にフォロリク送ってすぐ「あっこの人同姓同名の別人だ」って理解するのか大抵すぐフォロリクは取り消されるが、おかげでTwitterの通知が鳴り止まない。

 

今日は久々に日記っぽいことを書くよ〜なんせネタがあるのでね

先に言っておくと、これ以降ワニの話題は出てこない。一つ言えるのは「俺もバズりてえ〜〜〜〜」ってこと。

 

 

 

「そうだ、海、行こう」

 

なんとなく海に行きたくなった。理由はない。ただ単純に海が見たかった。エモい曲をかけながら、ただ夕日に照らされるそれを眺めたかった。

そうと決まれば話は早かった。昼過ぎまで二度寝していたので、行ける範囲は限られた。都内の海はあまり好きではないので、昼過ぎから出かけても日の入りに間に合う適度に都心から離れた海を探した。

 

 

逗子だった。

 

目的地がわかれば話は早い。カップヌードルで手短にランチ(笑)を済ませ、適当に身支度をして、フィルムカメラをカバンに入れて駅まで歩く。モバイルSuicaに往復の交通費をチャージし、2時間弱の小旅行が開幕。

イヤホンから流れるBGMと共に、ぼんやりと車窓を眺めたり、スマホを弄ったり、スマホで動画を撮ったり。音楽鑑賞に動画撮影にネットサーフィンにと、今日もスマホは欠かせない。スマホはもはや俺の臓器という歌詞を耳にしたことがあるが、まさにその通りである。

 

夕方の4時すぎにJR逗子駅に到着。近くには、最近名前が「新逗子駅」から「逗子・葉山駅」に変更された京急線の駅もある。駅から海岸までは約20分ほどの距離である。ちょっとした散歩には最適な距離感だった。

 

海岸に到着し、スマホで写真を撮る。祝日ということもあってか、海岸で散歩をしたり、焚き火を焚いたり、ボール遊びをしたりしている人々がとても多かった。季節外れの海にここまで人が集まるのだから、さすがは逗子といったところだろう。

最近フィルムカメラの調子がどうも悪く、この日もちゃんと撮影できるかとても不安だったが、どうやらちゃんと撮れているみたいだ。フィルムもしっかり巻けている。

 

歩きながら海岸を見渡していると、何やら防波堤のような構造物があることに気づいた。カップルがエモい空気に浸っていれば、親子とみられる二人組の男性もいるし、一人でただ海を眺めている人もいる。

あそこで音楽でも聴きながらゆっくり日没を待とう。そう決心した。防波堤を歩き、いい感じの場所を見つけて腰掛ける。スマホで写真を撮りつつ、音楽を流しつつ、フィルムカメラで写真を撮る。

 

なぜかスマホをポケットに入れず、腰掛けた太ももの上に置いたトートバッグの上に置いていた、と覚えている。カメラを構えようと少し身体を動かした瞬間、俺の臓器akaスマートフォンがスルッと下に落ちていく。

 

ポチャン、という音がした。

 

やっベースマホ落としちゃった。

 

 

 

え????????????????

 

 

 

これやばくね????????????????

 

 

 

一瞬何が起きたかわからなかった。予想だにしないハプニングがあると、人は思考がストップするとよく言われているが、正しくその状態だった。

 

 

 

やばい、と思ったその時には、スマホはもう見えなくなっていた。スマホは重いので当然浮かんでくることはない。

 

 

終わった。

 

 

俺のエモエモタイムはスマホの紛失により強制的に終了した。

 

手を突っ込んで幾度か救出を試みたが、全く底に手がつくことはなく、あえなく僕の愛しのiPhone XRは逗子の海の藻屑となった。

 

 

喪失感しかなかった。なぜ俺はあんな水辺でスマホをポケットやカバンの中に入れずに持っていたのか。注意が散漫していた数分前の自分を、脳内でこれでもかというほど責めた。自分がADHDなんじゃないかと疑った。俺はゴミ。こんなところで自己肯定感を下げられるとは思ってなかった。

とにかく対処法を知るべく、日没を待たずして逗子を後にした。スマホがないので、帰りの電車内でもひたすら脳内で自分を責め続けた。スマホがないのでYahooの乗り換え案内で最短ルートを調べることもできない。改めてスマホの偉大さと、今までどれだけ自分がスマホに依存していたのかを文字通り痛感した。

 

急いで家に帰って対処法を調べたいのに、こんな時に限って東○線とかいうバカは人身事故で止まっていた。幸い振替輸送で東○線直通電車に乗車できたため、スムーズに帰宅することができた。

家に着きすぐPCで対処法を調べ、Twitterで自虐とともにスマホ紛失の件を呟いた。

 

するとTwitterで友人からリプライがあり、同様の経験をした際にスマホの紛失補償で10000円程度で交換できたとのことだった。

 

早速自分も紛失補償に加入しているかどうか確かめた。

 

 

加入していた。

 

 

マジでよかった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

令和2年最大の安堵といっても過言ではなかった。これで仮に紛失補償に入っていなかったら、どれだけの経済的負担になっていただろうか。考えるだけで震えてくる。親にも相当怒られるだろうし、マジでよかった(2回目)

 

 

 

明日ソフトバンクショップに行って対応してもらえば、最短でも明後日にはスマホは復活するだろう。マジでよかった(3回目)

 

それにしても、先月もヨーロッパ旅行でAirPods Proを紛失しているし、最近物をなくすことが多すぎる。流石にこんなだらしない真似はできないな、と改めて自らを律しなければならないと心に誓った自分であった。

 

 

就職まであと12日